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万引きによって警察に引き渡されたが、迅速に故意ではないことを記載した意見書を提出し、粘り強い働きかけをしたことで不起訴処分

  • cases238
  • 2017年09月26日更新
女性
  • 女性
  • 財産事件
  • ■犯罪行為 窃盗
  • ■罪名 窃盗
  • ■解決結果 不起訴

事件発生の経緯

Aさんは量販店にて、二つ買い物かごを持っていたところ、ひとつはレジを通したが、もう一つのかごについてはレジを通さずに店外に出てしまった。

店外に出たとたんに店員から万引きだと言われてそのまま警察に引き渡された。

ご相談~解決の流れ

片方の買い物かご(しかも高額商品が入っていた)については精算していることから、もう一つの買い物かごについては単に精算を失念していただけであり故意がないこと、勾留されると職を失う蓋然性があることなどを記載した意見書を検察官に提出。

検察官から勾留請求をされたが、同様の趣旨の意見書を裁判官にも提出し、勾留請求を阻止し早期の身柄解放に至った。

その後、検察官に対して、電話等であらためて故意がなく否認しているなかでは公判に至っても立証の可能性がないのではないか等を指摘し、不起訴の結論を得ました。

解決のポイント

勾留請求に対する迅速な意見書の提出が勾留阻止につながった。
その後も粘り強く検察官に働きかけたことで不起訴につながった。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)

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